こんにちは!issuesの佐々木です。
今回も引き続き防災関連の記事をお届けいたします。
阪神・淡路大震災から29年が経過した今、被災地となった兵庫県はどのような地震対策が組まれているのでしょうか?私なりに調べてまとめさせていただきました。
個人的には、災害を「忘れない」対策にもしっかりと力が入れられており、とても関心が持てました。
ぜひ、最後までご覧ください。
兵庫県の危機管理部について
震災を風化させない「忘れない」「伝える」「活かす」「備える」をコンセプトに阪神・淡路大震災の経験と教訓を活かして、震災の教訓と伝承に力をいれています。
具体的には以下のような活動になります
・住宅再建共済制度の推進
・復興過程に応じた各自治体への支援
・避難行動支援のプランと推進
・国際防災、人道支援活動、国外の災害に対する支援
また、毎月17日を減災活動の日として「耐震化」「室内安全」「備蓄」「避難」の4つを県民に呼びかける他、
地震対策
現在、対策が必要な地震として南海トラフ地震が挙げられます。
この地震に対して兵庫県が行っている対策としては、過去の地震のデータに基づく震度分布の作成や液状化が予測される地域の割りだし、さらに災害発生時間における災害規模のシミュレーションまでおこなっています。
これらのデータは南海トラフ地震のみではなく、直下型地震が発生した場合にどうなるかまで予測し地図上にまとめられています。
過去を「活かす」「備える」活動がこういったシミュレーションに生かされていますね。
【参考資料】
https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk37/documents/11p1-1-4p1-2-4.pdf
水害対策
過去の洪水記録を元にハザードマップの作成、過去の災害規模を考慮して、水害を未然に防ぐ河川改修やダム、調節池の設置、排水機場などの設置設備を進めています。また、ダムでの事前放流の実施など地域特性にあった対策を応じています。
これらの成果が令和に入ってからの水害対策に大いに貢献しています。
【参考資料】
https://web.pref.hyogo.lg.jp/ks12/chisuikouka/chisuitaisaku.html
住民への防止意識
ブログで災害時に役立つ食料の備えであったり、注意喚起を行ったりと、震災での学びがなくならないように対策をとってます。また実践的な訓練も積極的に行っており、昨年の11月にはスマートフォンに緊急気象情報が届く兵庫防災ネットのシステム紹介なども行っており、県が行っている防災DXの周知も行っています。また、自主防災組織の形成を維持するたに、災害時のリーダー育成も定期的に講習会を開いて育成をこなっているようです。
過去の教訓を活かし、忘れない、風化させないための対策がしっかりと取られてますね!
【参考資料】
https://web.pref.hyogo.lg.jp/recommend/learn/learn04.html
防止対策で一番重要なのは個人的に継続だと思っています。
各自治体で継続可能な防災対策を練っていただければ幸いです。