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issues(イシューズ)で実現した、市民の声を反映した政策

作成者: issues運営事務局|2023/05/09 10:03:33

issues(イシューズ)は、政治家と住民を”地域のお困りごと”でつなぎ、1対1のメッセージのやり取りができる政策実現プラットフォームとして、2019年にサービスを開始しました。 

サービス開始後から様々な課題について多くの政治家、住民の間でやり取りが行われ、実は、これまで15以上の自治体で10以上の政策が実現しています!

この記事では、issuesを通じて、どんな政策が実現されたのか、どんな影響があったのか、4つの事例をご紹介いたします!

プールでのスマートウォッチ利用解禁@台東区(issues政策実現レポートVol.1)

💡どんな政策?

issuesで集まった60件を超える地元住民と地方議員の方々のやり取りが政策実現に向けた動きを後押しし、担当課職員をはじめとした様々な方の尽力もあり2022年7月1日付で台東区の区立プールでの「スマートウォッチの利用解禁」が実現されました。

💡issuesを通じて集まった住民の声

issuesではこれまでも、公立プールでの「スマートウォッチの利用解禁」を求める声が上がっていました。今回、実際に政策が実現した台東区でも、住民ユーザーの方々から、以下のような60件以上も寄せられていました。

⭐スマートウォッチにプールでのトレーニングの計測機能があり、利用できている場所も多いと思います。計測機能はスイミング人口増加にも寄与すると考えます。

💡政策実現までの経緯

台東区の利用議員3名がissues(イシューズ)を使い、区立プールのスマートウォッチの利用解禁に向けて働きかけを行いました。

区立プールの担当課の方に問い合わせや聞き取りをし、区立プールの利用解禁に向けた協議を進めました。しかし、スマートウォッチには、液晶の強度に差があること、割れた場合は、水を全て抜く必要があるという課題も見つかりました。

利用議員は、これらの課題に対して柔らかい素材の保護カバーを装着した上で、試験的に特定のプールでの利用を解禁することを提案して、2022年7月1日より正式に利用が解禁されました。

スケボーパークの整備@静岡県富士市(issues政策実現レポートVol.2)

💡どんな政策?

issuesで集まった60件を超える地元住民と地方議員の方々のやり取りが政策実現に向けた動きを後押しし、担当課職員をはじめとした様々な方の尽力もあり2022年7月31日付で静岡県富士市にて「スケートボード練習場」の開放と、本格施設の整備に向けた検討が開始されました。

💡issuesを通じて集まった住民の声

富士市ではこれまでも、スケートボードを楽しめる場所を求める声が上がり、実際に富士市議会議員の皆さんも5~6年前からご尽力されていました。

issuesでも、以下のような声が寄せられていました。

⭐私は40代です、10〜20代の頃夢中になってやりましたが、やれる所がほんとうになくて、場所によっては注意を受けることは多々ありました。
理解ある方の好意で夜の工場を2時間だけ借してくれたりもしました。
スケートできる場所は本当に少なかったです。
そのおかげか顔見知りから次第に友達となり今でも交流のある仲間もいます。
憧れのスケーターのビデオを何度も見返して上手くなった気になり毎日練習した時のことを思い出しました。
時は流れて今ではオリンピック種目にもなりましたし、夢を抱く子供たちも増えてくるスポーツだと思います。

⭐息子が小学生の頃近所でスケボーをしていたが、お隣の建物をころんだ際に傷つけてしまい、それ以降でやらなくなってしまった。
スケボーの施設があればそんなことも起きず、安全に楽しめると思う。
また、若者も集まってくるので活気が出る。

⭐スケボーしたくて公園に行ってもスケボー禁止となっている為やる場所がありません。禁止にするならスケボーをやる場所を作って欲しい。富士市民はスケボーをやる為に市外へ行っています。昔から署名運動してますが未だに実現してません

💡政策実現までの経緯

スケートボード教室の実施や議会質問での取り上げられるなどの様々な動きが起こり、50件以上もの意見が所属する「issues」で集まったことは、市の担当者からも「市民からの要望が高まっている」とのコメントを受け取るなど、大きな反響を呼びました。

こうした経緯を踏まえ、7月31日より、富士川体育館の駐車場兼ヘリポートの一部が、スケボーの利用のために開放されるに至りました。

早くも、小学生から40代まで幅広い市民が利用しており、市としては今後、本格的な施設の検討も行うとのことです。

病児保育の登録のオンライン化@板橋区(issues政策実現レポートVol.3)

💡どんな政策?

issuesで集まった30件を超える地元住民と地方議員の方々のやり取りが政策実現に向けた動きを後押しし、議会質問での提案や、担当課職員をはじめとした様々な方の尽力もあり2022年4月から、東京都板橋区において、病児・病後児保育の利用申請がオンライン化されました。 

💡issuesを通じて集まった住民の声

病児保育に関する相談数が増加し、板橋区議と住民とのやり取りは30件以上にも上りました。

地域住民からのメッセージを受け、板橋区議の登録議員2名も病児保育利用に関する調査を開始し、登録に関しての課題を把握しました。

💡政策実現までの経緯

世田谷区が東京共同電子申請サービスで病児保育の登録申請を行っていることを受け、板橋区議会でも病児・病後児保育についての提案が行われました。

区長からは、毎年度、窓口及び郵送で2,300件程度の申請があったこと、来年度からはオンライン化を実現したいと回答がありました。

最終的に、住民と板橋区議の皆さんの尽力や担当課の協力のおかげで、2022年4月から利用申請がオンライン化されることとなりました。

これまでは、病児・病後児保育の利用申請は、書類を窓口に持参するか郵送するかしか、方法がありませんでしが、この政策が実現されたことで、より多くの方が利用しやすくなりました。

小中学校の欠席届のオンライン化@板橋区(issues政策実現レポートVol.4)

💡どんな政策?

板橋区立の小中学校73校全てで、2022年1月から欠席届のオンライン化が実現しました。
これは、議会質問での提案や地元の担当職員が協力して進められたものです。
 
これまで、多くの学校では欠席届用紙に必要事項を記入し、先生に手渡す方法が一般的でした。
しかし、忙しい朝に渡しに行く負担や、体調不良の子供が自宅にいる可能性など、多くの課題がありました。
 

💡issuesを通じて集まった住民の声

こうした状況の中、issues(イシューズ)では板橋区内の住民から、250件ほどの体験談が寄せられていました。

⭐保育園も私の職場も、ここ数年でオンラインで出欠を申請できるようになり、とても便利になりました。小学校と学童だけ連絡帳か電話で連絡しなければならず、とても負担に感じています。今や子ども一人に一台のタブレットが配布されている時代ですし、そろそろ昔からのやり方を卒業し、時代に即した便利な方法を導入していただけるようお願いしたいです。
(板橋区 30代女性)

⭐急な欠席の場合、朝の忙しい時間にお友達のご家庭に連絡袋を届けなければならず、相手方に申し訳なく、気を遣ってしまいます。逆の場合もバタバタしているとき、インターホンに出て、受け取って、、と対応するのが大変でした。このご時世、感染リスクからも連絡袋の受け渡しも抵抗があります。
(板橋区 女性)
 
⭐小4の子供がいます。学区外から通っているため、近所に知り合いがあまりいません。幸い、まだ学校をお休みしたことがありませんが、このご時世ですからいつ休むか分かりません。コロナもありますし、連絡帳の手渡しもいかがなものかと思います。
(板橋区 40代女性)
 

💡政策実現までの経緯

2020年5月頃より、issues(イシューズ)を利用している区議会議員と板橋区役所の担当課の間で、検討が開始されました。そして同年の秋に板橋区内の一部の小中学校でテスト導入がはじまりました。

2021年3月頃にGIGAスクール構想で区内の全児童・生徒にタブレット端末が配布されたことも後押しとなり、2021年から板橋区議会の各種委員会や定例会で取り上げられました。
 
この改善によってこれらの課題が解決され、親も子供も安心して学校生活を送れるようになりました。以前に比べて手間も省け、先生方にも負担がかからず、よりスムーズな欠席届提出が可能になりました。
 
 
 
 

最後に

これらはすべて、issuesの利用ユーザー、利用議員の方のみならず、他の地元議員の皆様や担当課職員の方々のご尽力によって実現した政策です。
 
しかし、その実現のきっかけとしてissuesがなれたことは非常に嬉しく、サービスの存在意義を改めて感じることができました。
 
今後も、issuesは誰もが困り事を地元議員に相談できる政策実現プラットフォームとして、様々な政策実現の後押しとなれるように、サービス提供を続けてまいります。
 
 
 
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