issues(イシューズ)は、政治家と住民を「地域のお困りごと」でつなぎ、1対1のメッセージのやり取りができる政策実現プラットフォームです。
その中で、issuesで集めた内容を議会の一般質問によって政策立案し、さらにissuesの活用でより多くの住民の方々へ認知していただく実感を持たれた、西宮市議会議員の坂本 龍佑さんにインタビューをさせていただきました。
現在issuesのご利用をご検討中の方もご利用中の方も、ぜひご一読ください!
西宮市議会議員
1992年生まれ 自民党 選挙区:兵庫県 西宮市
どうしても、地域で聞ける意見・人ともに、固定化していく面があると感じていました。
では逆に、新しく出会った日に、すぐにその場で僕に意見をぶつけてくれるか?といったら、それは市民の方にとってハードルが高いことなのでは、と感じていたからです。
市民の方が気軽に議員に問い合わせするツールとして使いやすいのではないかと思い、issuesの利用を始めてみました。
実際にたくさんの意見を聞けるようになり、そういう意味で、期待通りだと感じています。
はい、元々不動産デベロッパーの業界で働いていたので、街づくりの視点では、軸となるものがあったように思います。
その一方で、教育や福祉といった部分では、素人なのではないかと感じていました。
その分野について調べても、実体験を伴っていないことも日常のようにあり、机上の空論に終わってしまうことも多くあります。
自分の理解度合いと、市民が望んでいることとのギャップを、issuesが埋めてくれています。
言い方が良くないかもしれないのですが、僕が望んでいる回答や、想定している質問と全然違う意見をもらうのですが、逆にメリットだなと思います。
多様な意見をいただけることで、自分の凝り固まった考えに気づいて、住民の方からヒントをいただき、自分の課題認識をさらに更新する、という感じです。
一番凝り固まっていた意見は?と聞かれたら無数にあるので、選ぶのが難しいですね。
例えばペットの話(災害時にペットを連れて避難できるようにしてほしい)ですとか、教育の中では、少数派の意見です。
例えば障がいがありますとか、不登校ですといった声は、これまでの活動であまり注目してこなかった観点でした。
issuesを使うことで、少数的な話を聞くことができて、こういう意見があるんだと気付かされた具体的な例かな、と思います。
※ issuesの詳細のご説明を聞きたい方は、ぜひこちらのリンクより無料相談をご予約ください。
やはり、自分の意見ってすごく偏っていると思っているので。
例えば100人いたら、100通りの意見があり、自分の位置という意見がある。
やはり現場の意見を聞きに行こうとなるのですが、現場の小さな意見、本当に困っている方の声を聞きに行こうとなると、現実的に探すこと自体、すごく労力がかかります。
特に日中、働きに出ていて接触できない市民の声は聞けない。
では、声を聞ける方の意見ばかりを取り入れたら、日中地域にいない方々はそこで割を食うとなり、それではおかしいと思うので。
自分一人の意見ではなく、色々な方の意見を聞いた上で政策立案ができるという点で、自信を持てる要素になっていますね。
正直なところ、自治会活動や地域活動から得られる意見を除けば、こどもの保育園のパパ・ママ友からの意見に限られますね。
僕から「どんなことに困っていますか?」と聞きたいですが、深いところまで聞こうと思ったら結構時間がかかる。
先にお困りごとを言ってもらえたら色々聞きやすいですが、相手は、議員に聞かれたら何か答えなくてはと思って、プレッシャーを感じてしまうかなとも思うので。
あとは、政治の話を割とタブー視する方もいたり、「この会では政治の話は持ち込まないでください」という場所もあるので、聞き方も難しいですね。
僕としては、それで投票してほしいというつもりはなく、ただお困りごとについて聞いているだけなのですが……。
僕が良かったと思っているのが、「休み期間の学童保育でお弁当を選択できるようにしてほしい」という専用トピックを作り、たくさんの方に見てもらえるようにしたことです。
そこから、100人弱の住民の方々から意見をいただきました。
すぐに次の夏休みからでも導入できないかと、議会の一般質問で行いまして、issuesからもらったアイデアを活用できました。
例えば、5期も6期も議員をやっている方に対して、市民からすると「この人は偉い人だから、こんな些細なことは言ってはいけないのでは」と思われがちではないかなと。
ですので、issuesで意見を届けてくれる市民の方は、良い意味で、議員に直接言っているという感覚がないのではと思います。
それによって、垣根なく、たくさんの小さな声を聞けて、実際に政策にも繋がりました。
現在、実は学童保育のお弁当提供について、この夏休みに実証実験をしている段階です!
冬休みまでにでも実現できれば、政策に活かされたという成功体験のひとつになると思っています。
それこそきっかけになったのは一人の意見でした。
僕が仲のいいご夫婦で、ご主人が海外に単身赴任になったのです。
元々共働きだったので、急に大変になってしまったと。「学校の休み期間が来たら、お弁当作りが始まるから大変です」と聞きました。
その時は大変そうだな、くらいでしたが、実際にissuesでトピックを立ててみると、同じように大変だと思っている方がたくさんいると分かりました。
そうですね。「休み期間の学童保育でお弁当を選択できるようにしてほしい」の反響が、本当に大きかったです。
人が興味持つことってこんなにも差があるのだ、自分ではなかなか想像がつかないものだ、ということを感じました。
もちろん以前から、共働き世帯でも女性が安心して働ける環境づくりを考えてきましたし、多子家庭への保育料の軽減についても議会で取り上げました。
ただ僕自身、今はまだ子供が小さいですが、小学生になったらもっと楽になるのではという幻想があって。
現実として子育ては切れ目なく、とはよく言われますが、長い年月がかかると想像が出来て、「より長期的に、共働きの子育て世帯に対する支援を進めないといけない」と考えるようになりました。
あとは、広告ブーストで、広告配信量を増やしたことで、たくさんの意見をいただけたことが、すごく良かったですね。
「あー、お弁当やっている人ね」と、ビラ配りをしているときに、声をかけてくれる方が増えました。
そうですね。朝、駅に向かっているサラリーマンから「学童のお弁当提供の政策を進めてくださって、ありがとうございます」と言っていただけたこともありました。
学童のお弁当提供に関しては、僕がissuesで「専用トピックを立ててこれをやろう」と決めてから始めたことなので。
以前は、どちらかといえば、地元の方に相談されたことを対応し、それに対するお礼の言葉をかけていただいたことはありましたが、政策で認知をしていただけたのは、issuesがあったからこそだなと思っています。
たくさんの意見をいただいて、一般質問で政策立案をしてせっかくここまで来たので。僕自身、早くやりきりたいなと。
議員としては、自分が自信を持ってやりきったと言える事があるって、結構大事だと思っています。
こちらから聞けば、結構気軽に返していただける方が多いことですね。
議員ってなんでも知っていないといけないみたいな風潮があると思うのですが、僕自身が良く知らない方だからこそ、良い意味で無知になって、馬鹿なふりをして聞けるというのはすごく良い事ではないかと思っています。
たくさんの人から、たくさん聞いたらその分コメントが返ってくるので。
あとは、確実に市民だとわかっている人と、直接繋がれる。その点が、本当に唯一無二ですよね。
地域の事を良く知っている方々から意見をもらえるのは、重みが全然違うんじゃないかなって。西宮市で僕のことを知っている方が200人いるかといったら、そこまで認知度はなかなか上がらない。
それこそ80人、90人…とissuesで繋がり、メッセージのやりとりをさせていただいて、さらに、僕のことを発信してくれる人が出てきてくれる。すごく有難いことです。
その分しっかり活動していかないとならない、当然なことなのですけれどね。
坂本議員が政策づくりに活用してくださった【専用トピック】は、issuesでサポートさせていただいているメニューの一つです。
issuesは、議員の皆様の状況に合わせて、議員活動の伴走をさせていただいております。
ぜひ、現在感じられている課題をお伺いしながら、弊社がどんなお手伝いができるのかをご紹介させていただければと思います。
少しでもissuesに興味をもっていただけましたら、ぜひ以下のボタンより無料相談のご予約をお願いいたします。
皆様からのお問い合わせを、issues一同お待ちしております!