issuesの佐々木です。
今回は、国分寺の投票率を1位にプロジェクトを取り上げさせていただければと思います。
2023年4月23日に行われた国分寺市議会議員選挙において、投票率を50.3%まで向上させ、全国1位を達成しました。これは、前回選挙の40.7%から19.6%の大幅な上昇です。
なぜ、投票率の向上がうまくいったのか。
それらをわかりやすくまとめさせていただきましたので、よければ最後までご覧ください。
このプロジェクトは、市民が主体となって立候補者に関する情報を収集・公開し、投票率向上を図ることを目的としています。
立候補者データベースの作成・公開
【参考リンク】
https://note.com/bunjisenkyo_no1/n/ne7b3f69a4d8d
立候補者データベースは、立候補者の氏名、年齢、職業、政党、政策内容などを掲載したものです。市民が投票する際に、候補者についてより多くの情報を得ることができるように、インターネット上で公開しました。立候補者による街頭演説・立候補者が街頭演説を実施する際に、音響や看板などの必要な機材を貸し出すなどの支援を行い、さらにには投票率向上に関する啓発活動も行いました。投票の重要性や投票率向上のメリットなどを周知するためのイベントや講演会などを実施しました。
具体的におこなったプロジェクトはこちらに詳しく記載があります。
まちなか野菜選挙
好きな野菜に投票ができるというユニークな企画。
選挙自体を楽しい街のイベントへ変えていきました。
https://bunjisenkyo-no1.studio.site/yasai
選挙マルシェ
https://note.com/bunjisenkyo_no1/n/nfa8cd8d936de
駅周辺にジェラートやカフェのキッチンカーを招いたり、野菜販売を行うイベントを開催。
その中に投票率や姿勢に関するパネルを展示を行い選挙PRを行いました。
また、座談会も実施し選挙に行くこと、政治に参加することへの重要性をやさしく伝えることも行いました。
インスタグラムアカウントの運用
https://www.instagram.com/p/Cq7fRQDvR7t/?utm_source=ig_web_copy_link
20代が支持戦に行く意義って何ですか?と題して、候補者へのインタビューを掲載。
若者が普段見るところに、広報を行うことにより、すこしでも興味を持ってもらう努力を主体的に行いました。
市民が主体となって取り組んだことで、投票率向上に対する市民の意識が高まり、投票率向上に向けた活動が活発化しました。また、立候補者の情報公開を徹底したことで、市民が投票する際に、候補者についてより多くの情報を得ることができ、投票の意思決定がしやすくなったと考えられます。