issuesの高松です!
「高齢ドライバーが安全に運転出来るよう、他の自治体での支援策を知りたい」
高齢ドライバーによる交通事故のニュースがあとを絶ちません。
地域によっては自動車は必要不可欠な交通手段で、高齢ドライバーが安全に運転できる自治体支援も大切です。
この記事では、高齢ドライバーの運転を支援している3つの事例をご紹介します。
最後までお読みいただくと、お住まいの自治体でも活用できるヒントが得られますよ。
令和元年の調査では75歳以上のドライバー583万人、そのうち80歳以上のドライバー229万人という結果が。
平成21年の調査と比較して、75歳以上は約1.8倍、80歳以上は約1.9倍の増加です。
高齢ドライバーの事故は75歳を境に、死亡事故の種類が変わります。
アクセルの踏み間違い事故は、75歳未満が全体の0.5%、75歳以上は7.0%と高くなっています。
〇第3節 高齢運転者の交通事故の状況
京都府京都市では高齢ドライバーが安全運転を続けられるよう、65歳以上の市民を対象にセミナーを開催しています。
その名も「安全運転継続作戦」!
セミナーの内容は、
・映像を使った危険予測トレーニング
・認知・身体機能チェックシュミレーションや低下を防ぐトレーニング
・京都府警察による安全運転に関する講義
・安全運転のためのフレイル予防・健康生活指導
認知機能だけでなく、安全運転に必要な身体機能のチェックまでできるので、総合的に自分が運転を続けられるかどうか知ることができます。
〇京都市:高齢運転者事故防止支援事業「安全運転継続作戦」の実施について
大和市ではドライブレコーダーを貸し出しして、日頃の運転の振り返りを行なっています。
市が70歳以上のドライバーの車にドライブレコーダーを装着して、10日ほどいつも通り運転してもらいます。
10日後に市がドライブレコーダーを回収して、運転データを分析。
後日、市の安全運転教育員が本人と映像を見ながら、安全運転のアドバイスを行います。
「最近判断力が落ちている気がする」
「おじいちゃん、おばあちゃんの運転が危険で心配」
運転の視覚化でそのような悩みも解決できます。
〇シルバー・ドライブ・チェック~高齢運転者の交通安全のために~/大和市
福島県鏡石町では、安全運転支援装置を車に取り付ける65歳以上の住民を対象に、補助金をだしています。
2021年より前の自動車には運転支援装置が付いていないので、後付けが出来る装置を選ぶ必要があります。
その一例が誤発進抑制装置です。
誤発進抑制装置は、車体の前後に取り付けられたセンサーが障害物を見つけると、ブザーやランプなどで、ドライバーに危険を知らせてくれます。
アクセルやブレーキの踏み間違えには、自動でスピードを落とします。※自動で停止する機能はなし。
鏡石町の場合、上限は2万円。一部でも補助があると、取り付けてみようかな、という気持ちを後押ししてくれますね。
〇鏡石町高齢者安全運転支援装置設置事業補助金 | 鏡石町公式ホームページ[福島県]
この記事では、京都府京都市の高齢ドライバーを対象にしたセミナー、神奈川県大和市のドライブレコーダーを使った運転の振り返り、福島県鏡石町の安全運転支援装置の補助についてご紹介しました。
運転免許の返納を進めてはいるものの、生活の足として自動車が必要になるケースもあり、安全に運転できる期間を長くできるよう自治体の介入も大切です。
是非お住まいの自治体での参考になさってみてくださいね。