全体投票率が80%超え!スウェーデンの選挙の特徴をまとめてみた
こんにちは!issuesの佐々木です。
今回は国民全体の政治参加意識の高い国と言われているスウェーデンの選挙についてまとめてみました。
若者の投票率が高く、民主主義の意識がとても高いと言われています。なぜ国民全体で政治参加の意識が高いのか、その秘密を探りました。
2022年9月に行われた総選挙では81.3%と高水準を記録している、それはなぜかをまとめました!
子どもの時からの教育
日本の若者の投票率は約3割と言われていますがスウェーデンの若者の投票率はその2倍以上となっています。この違いはどこから来るのか。
スウェーデンでは学校で選挙の重要性を教えていうることに加えて、生徒たち選挙で投票することまで行っているようです。さらにスウェーデンの若者市民社会庁と学生団体が主導して教育を行っており、自治体で行っているイベントに約半分の若者が参加したことがあるとお答えているようです。
スウェーデンでは政治教育を行う際に「積極的な市民」を育てると組み込まれていることも要因と言われています。知識としての教育はもちろん日本も同様に行われていると思います。しかし、スウェーデンと日本の違いは行動として行ってもらう部分を行っているか否かに違いがあるようです。
地道な学校教育で、政治が重要なものだと位置づけされるようにしているようですね。
選挙への参加のしやすさ
例えば、スウェーデンでは選挙で大々的に 選挙キャンペーンが実施される。有名なのは「選 挙小屋」であるが、これは街中に各政党が小屋 のようなブースを構えて、直接市民と対話でき るようにしている。ある地域では、初めて投票 する若者向けのウェブサイトやポストカードの 送付、地域の新聞による政治の情報の掲載など をして選挙の周知と教育に努め、投票率を高めたという事例もある
他にも個人番号カードさえあれば海外に滞在していても投票可能となってます。そのため複雑な手続きや書類の準備もないなので、参加しやすいようです。
後悔投票という制度もあり、個人番号カードさえあれば期日前投票をおこなった場合、その投票先の変更も可能というユニークなものがあります。
いかに実践レベルのことを行えるか、卓上の知識を学ぶのではなく体験してもらうこと、さらに大人になってからそれらを実践しやすい環境を整えていくのか。
この二つが日本よりも進んでいるのでスウェーデンは投票率を高い水準でキープできているようです。
ぜひ参考にしていただけたら嬉しく思います。
【参考資料】
https://www.huffingtonpost.jp/tatsuhei-morozumi/swedish-youth_b_6345336.htmlhttps://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/chousa/rippou_chousa/backnumber/2008pdf/20080804064.pdf