マニフェスト大賞のご紹介〜DX編〜
こんにちは!
issuesの佐々木です。
マニフェスト大賞のご紹介の続きです!
今回は、DX化についての事例を取り上げていきたいと思います。
issuesの営業をさせていただいていた頃、DX化を進めていきたいというお話を議員さんからよくきいていました。何か一つでも参考にしていただけたらと思います。
公民連携で子ども食堂の運営を支援!「子ども食堂DX実証実験」
経済的な理由で十分な食事を摂ることができない子どもたちに、無料または低価格で食事を提供する施設で、子どもの貧困問題が深刻化するなか、子ども食堂が活躍してます。そこで、大阪府枚方市では子ども食堂の運営を支援する「子ども食堂DX実証実験」を行いました。
この実験では、食材寄付と配送をDX化することで、子ども食堂の運営の効率化と食材ロスの削減を目指しています。
実験の概要
実験では、新たに構築されたウェブサイトを活用して、子ども食堂への食材寄付と配送を以下の流れで実施します。
・食材寄付を希望する事業者は、ウェブサイトに食材の情報をアップ
・子ども食堂は、ウェブサイト上で通知を受け取りその情報を閲覧、受領したい食材を選択
・子ども食堂は、食材寄附者とタクシー会社に連絡
・タクシー会社が、指定された日時と配送先に寄附食材を届ける
画期的ですよね、これで効率よく子どもに食事ができればとても素晴らしい事だと思います。
実験は2022年3月末に終了しましたが、今後は、実験で得られた成果を踏まえて、枚方市内のすべての子ども食堂でDX化を推進していく予定です。また、他の自治体への展開も検討しているようです。
参考URL
https://www.city.hirakata.osaka.jp/0000035670.html
トレンド技術で「お役所仕事」を変える
~AI・アバター・メタバースなどの最新技術による行政DX~
東京都町田市では、デジタル技術を活用した行政サービス改革を進めるため、2022年9月に「町田市デジタル化総合戦略2022」を策定し、DXを推進しています。
大枠として4つの戦略を立てて長期的に実行しているようです。
- クラウドサービスへのシフト
- 20の基幹業務システムの標準化
- 行政手続のオンライン化(20の基幹業務)
- 町田市版DXの推進
https://www.city.machida.tokyo.jp/shisei/gyousei/keiei/jouhouka/mdpm.files/digital_promotion_document_2022_2.pdf
町田市の行政DX化で特に評価を受けている点は、教材費などの納付の際に生じる手間の削減。教員が担当しているところを市のシステムで管理する仕組みを取り入れ、無駄を削減できているとのことです。
また、アバターを利用した動画配信や会議の様子などを自治体のサイトにアップしており、積極的に取り組んでいる様子が伺えます。
個人的に気になったのは、若者の参加を狙って街の情報デジタル化という点です。市の情報がわかるSNSサービスを展開したり、商店街での買い物のスタンプラリーをスマホでできるようにしたりと、若者に市が寄り添っている様子が伺えます。
私は過去、東京に10年間住んでいましたが商店街での買い物ってしたことがありませんでした。
こういう取り組みがきっかけで街の人との交流が生まれれば嬉しい限りです。
参考URL
https://www.townnews.co.jp/0304/2023/12/14/710778.html
https://www.city.machida.tokyo.jp/shisei/gyousei/keiei/jouhouka/mdpm.html
https://www.city.machida.tokyo.jp/shisei/shiyakusyo/gyomu/kikaku/digitalstrategy.html
https://www.townnews.co.jp/0304/2023/12/07/709789.html
面白いと感じていただけましたら、前回のマニフェスト対象の記事も併せてご覧ください!