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がん検診の受診率向上のヒントをまとめてみた

厚生労働省の資料によると、2022年の全国のがん検診の受診率は、部位別によってことなりますがおおよそ46%となっています。

https://www.mhlw.go.jp/content/10901000/001132583.pdf

国が定めている目標が60%となっており、下回っている状態となっています。
がん検診を受けているきっかけとなっているそのほとんどが勤め先となっているので、自治体でこの数値の改善に取り組んでいる事例を以下の取りにまとめさせていただきました。

個別受診勧奨・再勧奨

受診手続の簡素化

職場における受診機会の確保

  • 厚生労働省: がん検診の職域における実施推進。
  • 東京都: 企業等におけるがん検診の推進事業。
  • 大阪府: がん検診の職域における実施促進事業。

 

その他、自治体で取り組んでいる事例としては以下のような内容があります。

  • がん検診の重要性に関する広報活動
    推進月を設けて広報活動を行っている
  • 検診費用助成
    無料、もしくは一部検診にたいして自治体から補助を出している
  • 検診会場のアクセスの向上
    各種病院他、さまざまな機会を設けて検診ができる場所を増やしている

企業で検診をうける住民以外の、高齢者などにも積極的に受けてもらうための施策を練っていくことで検診を受ける人の割り合いが向上していくという仮説で動いている対策が多いように思えました。

あとは自治体で取りくんている各種対策をいかにして住民にPRして、知ってもらえるか。
ここが最重要だと、調べていて感じました。何かみなさまのお役に立てていれば幸いです。

 

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