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自治体の好事例から学ぶ「病児保育室」普及の鍵は?意見交換会開催レポート

こんにちは!issues(イシューズ)高橋です。

先日1月12日(金)に開催された意見交換会についての報告をさせて頂きます!

開催のテーマは「病児保育室」普及について。この会には病児保育のネット予約サービス「あずかるこちゃん」を運営する株式会社グッドバトンより園田代表・従業員の皆様、施設職員の方、自治体担当者様、そして実際にサービスを利用している保護者の方にご参加いただきオンラインにて実施しました!

issuesについて

地域の政策実現は、かつて町内会や自治会といったコミュニティを通じて住民が地域の困りごとを地元議員に相談することで課題解決に結びついていました。しかし、現在地域コミュニティが弱体化するなか、特に若者層の声が地元議員に届きにくくなり、国民と地方行政の距離は大きく開いています。

issuesはそうした課題を解決し、新しい世代の新しい価値観を政治家に届けるためのプラットフォームとして誕生。400名以上の議員の方、地域住民4万人以上の方にご利用いただき、これまで25以上の自治体で17種類以上の様々な政策の実現を後押ししてきました。

グッドバトン社について

グッドバトン社がサービス提供している『あずかるこちゃん』は、24時間いつでもスマホひとつで病児保育室の予約を行うことができる保護者向けのサービスとして多数の自治体で導入が進められています。

実際に『あずかるこちゃん』を導入することで、多くの保護者にとっての病児保育室へのアクセスが向上し、充実した子育て支援政策が実現されています。

今回は2社で意見交換会を実施し参加議員の方は40名程度、当日は病児保育室の課題や現状の共有、そして後半は園田代表に直接質問をしたり、施設職員の方にヒアリングする時間を設けました!

当日の流れ

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現状の課題

  • 働くお母さんが最も困ることは子どもの急病時の仕事調整=病児は保育園では預かってくれない
  • 病児のケアと保育を行う病児保育施設があるが使いづらく利用率は30%しかない
施設の課題スクリーンショット 2024-01-22 005918

利用する側・施設側それぞれに課題があり利用が進んでいない現状がある中、あずかるこちゃんはスマホでシンプルに利用でき、紙での管理や電話での聞き取りを無くすことにより利用する側・施設側双方にメリットとなるようなサービスです。

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あずかるこちゃんの導入実績

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しかし、利用率が低いため施設の6割が赤字経営であること、毎年数十施設が閉鎖してしまう現状もあるなど赤裸々なお話も頂きました。

そのため園田代表も政策提言を行ったり、議員の方から動いてもらうことによって自治体導入が少しでも推進できれば病児保育をより身近により使いやすくなるのではないかと仰っておりました。

意見交換会に出席した議員の声(一部抜粋)

  • 知恵をいただきながら推進していきたい
  • まずは担当課と話してみます
  • 自分自身病児保育室の利用者として、利用のハードルの課題認識があった。施設側のメリットも感じることができたので状況を把握し提言していきたい
  • 赤字という状況が悩ましい

実際に意見交換会後はグッドバトン社に対して戦略を一緒に練ってほしい!もっと聞きたい!など打ち合わせの連絡も来ているようです!

参加できなかった方へ

今回、参加しなかった・できなかったけれど資料やアーカイブ視聴をご希望される場合は下記よりご連絡いただければ情報をお送りさせていただきます!

 

2月も勉強会を実施します

issuesでは今後、定期的に勉強会の開催を行います。2月16日(金)13時スタートで現在企画を検討していますので是非、ご参加下さい!