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限界集落の財政回復にはNFT?山古志村の錦鯉NFTのご紹介

こんにちは!
issuesの佐々木です。私自身が人口約1800人の限界集落に住みながらお仕事をさせて頂いています。だからこそ感じるんです。田舎の財政回復ってどう考えても難しい。そんな中、山古志村の事例を見て!これは記事にしないとと思い書かせていただきました。



山古志村ってどんなところ?

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山古志は、新潟県の中山間地域にある人口800人程度の集落です。今は平成の市町村合併を経て現在は長岡市の一部となっています。冬は積雪量が3mになる豪雪地帯としても有名です。今では世界中に愛好家が増えている「錦鯉」発祥の地としても知られています。

 

NFTってそもそもなに?

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NFTとは、Non-Fungible Tokenの略で、日本語では「非代替性トークン」と呼ばれます。
これだけだと何のことだかさっぱりわからないですよね。

これをお読みの方も、SNSを活用したことがあると思います。
インターネットにシェアすることが当たり前の時代になりました。
デジタルデータで作成された絵や音楽の所有権を持つものが不明確になりやすい時代にもなってしまいました。XやInstagram、YouTubeでいろんな動画が流れてきますが、元々の作成者が誰かなんてわからなくなっているものありますよね。その影響で、クリエイターなどは自分の作品が無断に流出してしまい、無断で利用されていることが悩みのタネにもなってました。

土地や絵画には証明書が発行されますが、デジタルデータではなかったんです。

NFTというは、デジタルデータでも「この人のものですよ」という証明をつけることができる仕組みです。認知度や審査、整備法にまだまだ課題があるものの注目を集めています。

参考資料はこちらから
https://diamond.jp/crypto/nft/nft/

https://www.sbbit.jp/article/fj/60992#:~:text=NFT%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E3%80%8C%E5%81%BD%E9%80%A0%E4%B8%8D%E5%8F%AF,%E3%81%AE%E3%81%8C%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%81%A0%E3%80%8

 

錦鯉NFTって?

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山古志村の錦鯉NFTは、新潟県長岡市山古志地域で活動する「山古志住民会議」が2021年12月に発売したNFTアートです。このNFTは、山古志村が誇る錦鯉をモチーフに、コンピューターアルゴリズムによって生成されたジェネラティブアートとなっており、各NFTは色や模様が異なり、世界に1つしか存在しないのも特徴となっています。

また、このNFTはデジタル住民票を兼ねており、所有者は山古志村の「デジタル村民」として認められており、現在は、約1600人がデジタル村民となっています。デジタル村民になると、山古志村の自治活動に参加したり、デジタル村民限定のイベントに参加したりすることができます。
クリエイターさんたちの交流も盛んに行われているようですよ!

このNFTの成功は、地域創生におけるNFTの可能性を示すものとして、国内外で注目されています。

山古氏村の錦鯉NFTは、以下の3つの点で特徴的です。

  • 地域の伝統文化をモチーフにしていること
  • デジタル住民票の機能を兼ねていること
  • 地域創生への取り組みとして発行されていること

これらの特徴から、山古氏村の錦鯉NFTは、地域の活性化や関係人口の拡大に貢献する可能性を秘めています。

今後も、山古氏村の錦鯉NFTがどのように展開していくのか、注目していきたいところです。


参考資料
http://yamakoshi.org/nishikigoi-nft%E5%85%AC%E5%BC%8F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88/
https://forbesjapan.com/articles/detail/66354/page3
https://note.com/yamakoshi1023/n/na8cd78febd92