地域に限定して情報が届くから、住民との新しいつながりができた。おむつサブスク実証実験実現までの道のり|栗東市議会議員 塩見隆さん

栗東市議会議員の塩見隆(しおみ たかし)さんは、issuesを通じて住民から「保育園でおむつのサブスクリプションを導入してほしい」という声を受け止め、独自に政策を提案。
行政負担ゼロでの実証実験実現まで漕ぎ着けました。

今回は塩見さんに、issues登録のきっかけから、おむつサブスクの実現プロセス、そして活動を通じて感じている手応えや悩みまで、率直にお話を伺いました。(取材:2026年6月)

 

お話を伺った議員

塩見議員プロフ画像塩見隆さんプロフィール

・栗東市議会議員
・1960年生まれ
・公明党
・選挙区:滋賀県栗東市
政策公聴プランご利用期間:2024年6月〜現在

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地域に限定して情報が届く。それが一番の魅力でした

ー issuesを知ったきっかけを教えてください。

何かのきっかけでissues(イシューズ)を知り、一度セミナーを受講したのがきっかけです。それでやってみようかなと思いました。

一番の魅力は、自分の住んでいる地域に限定して情報が届くという点でした。地域とのつながりがもともと多くなかった自分にとって、地元の住民の方に絞って広く情報を届けられるというのは大きな魅力でした。あわせて、政務活動費として申請できる点も、議員の報酬はそれほど多くない中で続けやすさにつながっています。

※政務活動費として認められるかどうかは、自治体や会派ごとに基準が異なります。issuesの利用料が必ず対象になるわけではありませんが、実際に政務活動費として申請し活用している議員の方もいらっしゃいます。

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【政策実現】住民の声から、おむつサブスク実証実験へ

ー おむつのサブスクリプションは、どのようなきっかけで取り組むことになったのですか。

もともと、隣接する草津市や甲賀市で、行政が費用を負担しておむつを持参しなくていいようにする取り組みが打ち出されていました。娘が子育てをしていたこともあり、保護者の負担の大きさは聞いていたので、2024年6月議会で行政に一度投げかけてみました。

行政負担でやるとなると、サービスを受けられる対象が通園している児童のみに限定されることや、なにより財源確保が難しいという話になりました。

そんな中、issuesのセミナーでベビージョブ社のことを知り、行政負担ゼロでの実現を目指して、2025年6月の議会で一旦提案しました。

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ー そこからどのように実証実験まで進んだのでしょうか。

2025年6月に質問した際に先進事例を見に行き、9月に再質問することを伝えていました。私自身も2025年8月に先進自治体を視察し、滋賀県内・京都府内・兵庫県内の自治体にもアンケート調査を行いました。

6月議会での質問を受けて行政側で市内の公立保育園9園の0歳から2歳児の保護者にアンケートを実施したところ、約7割が賛成(3割が利用希望、4割は費用次第で利用したい)という結果でした。

その結果を踏まえ、まず1園で実証実験を行うことになりました。2026年5月〜6月は事業者負担で無料実施し、2026年7月からは保護者負担のサブスクリプション方式に移行します。2027年3月まで実証実験を行い、その結果を踏まえて2027年4月以降、全園への拡大を検討する計画です。

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誤解に対して、丁寧に説明を重ねる

ー 住民からの反応はいかがでしたか。

issuesを通じて12名の方から反応があり、うち3名は反対のご意見でした。反対の理由は、サブスクの仕組みへの誤解によるものが多く、「保育園に通っている子だけ得をするのでは」「子供の面倒は親の責任ではないか」といったご意見でした。

そうした方には、このサブスクが行政による無償配布ではなく、希望する方が自己負担で申し込む有料サービスであることをご説明しました。利用するかどうかは各家庭の判断に委ねられており、保育園に通っていない世帯や利用を希望しない世帯に負担を強いるものではないため、その点で平等性は保たれているとお伝えしました。一方で、実証実験の実施を伝えた際には、すぐに感謝のメッセージをくださった方もいて、嬉しく思いました。

 

issuesでの発信を通じて、認知度が上がった実感

ー 広報面での手応えはありましたか。

目に見える反応の数自体はそれほど多くなくても、日頃から見てくださっている方がいるようで、以前と比べて発信が届いている実感があります

仲の良い他の議員さんから「そういう発信を見かけたよ」と声をかけられることもあり、市民の方にも広く目に留まっているのではないかと思っています。

 

率直な悩みも。すべての声には応えきれていない

ー 活動の中で感じている難しさはありますか。

一番反響が大きかったのは、市内の循環バスに関するトピックで、これまで市民からいただいた意見のうち90件以上がこのテーマでした。ただ、いただいた声すべてに返信できているわけではなく、実行が難しいテーマへの返信の仕方には悩むこともあります。

次の課題として、病児保育のオンライン予約化にも取り組みたいと考えています。現在は1園のみで電話予約という形になっており、保護者にも病院側にも負担がかかっています。ただ、現場との調整が必要で、保守的なご意見もあり、今は保留の状態です。

 

他の議員へのメッセージ

ー issuesの利用を迷っている議員の方に伝えたいことはありますか。

高齢の議員さんの中には、こうしたサービスを使うことに抵抗がある方もいらっしゃるようです。
ですが、僕にとっては、地域の方との新しいつながりができたという点が一番大きかったですし、あわせて費用面で政務活動費として申請できたという点も助かっています。
ぜひ一度使ってみてほしいと思います。

                     



issuesは【政策公聴プラン】で活動の周知と住民との新しいつながりづくりをサポートいたします

塩見さんから、issuesを活用しておむつサブスクの実証実験を実現できた事例をご紹介いただきました。

今回、ご活用いただいた【政策公聴プラン】は、issuesで議員向けに提供させていただいているメニューの一つです。現在の議員活動のお悩みにどのように活用できるか、無料でご相談いただけます。
ぜひお気軽にお問い合せください。

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